僕たちが何者でも なかった頃の話をしよう

山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏 著

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)
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iPS細胞の開発者、プロ棋士、映画監督、霊長類学者として世界で活躍する4人の講演と、京都大学名誉教授である歌人との対談が収められている。彼らが若かりし頃の悩みや挫折、現在の職業に就くまでなどが語られている。

山中伸弥氏は当初、医者を目指していたが外科手術がまったく苦手で断念と告白。羽生善治氏は、挑戦する心構えとして、結果だけを求めず、その過程に感動を見つけることが大事だと説く。是枝裕和氏は、勤めた番組制作会社で「おまえなんかいらない」と存在を全否定されたと言う。山極壽一氏は、高校3年時に学生運動が激化し、学問や社会に対して不信感を抱くようになったと語る。悩みつつ大人になった点が共通する。