(イラスト:ソリマチアキラ)

「ゴルフの祭典」といわれるマスターズにまつわるエピソードは、枚挙にいとまがない。その代表的なものを挙げてみたいと思う。

まずはシンボリックなオーガスタのクラブハウス。そこには、屋根裏部屋と地下のワインセラーがある。屋根裏部屋は、通称「クロウズ・ネスト(カラスの巣)」と呼ばれ、1泊15ドル程度で宿泊できる。シングルベッド五つがうまく区分けされていて、それぞれ小さなキャビネットと真っ白なバスローブ(マスターズマーク付き)がある。じゅうたんはオーガスタのシンボルになっている深いグリーン、壁は真っ白でそのコントラストが鮮やかである。大会中は、アマチュア選手優先で泊まれる。もちろん、アマ時代のタイガー・ウッズも、ここに宿泊した経験がある。