花粉症以外にも、さまざまなアレルギーに悩まされたり、自分はアレルギー性疾患ではないかと不安になったりする人は多い。そこで、主に大人が発症するアレルギー疾患に関する疑問をまとめてみた。

じんましんが出て皮膚科に行き、検査をしたが原因を特定できない。アレルギーなのか不安を感じる人は少なくない。

心療内科医の飯森洋史・飯森クリニック院長は「ストレスが原因で心身症となり、アレルギー疾患を発症する大人は多い」と指摘する。心身症は自律神経機能のバランス評価や心理テスト、問診で診断する。皮膚科などを受診してもよくならなかった人が心療内科にかかることもあり、7~8割が自律神経に問題を抱えているという。こうした患者に対しては心理療法に加え、抗うつ剤や漢方薬を処方すると、徐々に症状が治まってくる。

「ストレスを我慢してため込む人ほど体に症状が現れやすい」(飯森院長)。周りの環境に自分を合わせすぎる過剰適応の人や完璧主義の人は注意が必要だ。「仕事の話を始めた途端、おでこにじんましんが広がっていく患者がいて驚いた」とある産業医が語るほど、体は正直。大人のアレルギーとストレスは、切っても切れない関係にある。