アメリカの大学の裏側 「世界最高水準」は危機にあるのか?

アキ・ロバーツ、竹内 洋 著

アメリカの大学の裏側 「世界最高水準」は危機にあるのか? (朝日新書)
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現役の米国の大学教授と教育社会学者が、「世界最高水準」にあるといわれる同国の大学の現状を解説し問題点を指摘した。

私立の4年制大学の授業料は日本の4倍もあり、卒業後に学生ローンの返済に追われる若者が急増。あるいは、大学進学が「高額な投資」となったため、親も学生も就職に直結するような専攻ばかりを望む傾向があり、リベラルアーツ系が軽視されてきている。「お客様」である学生が興味を持てるように、「自撮りクラス」「木登り」「ワイン入門」「革命の起こし方」などといった科目を作る大学まであるという。

著者らは、こうした問題が日本にも広がり始めていることを危惧する。