中学受験のため小学生時代から塾に通う例が多い

2月に入り、中学入試もヤマ場を迎えている。私立中学では難関校から中堅校まで、各地で連日、試験が行われている。

首都圏では2000年代前半、家庭の所得の増加やゆとり教育への危機感から、私立中学を受験する小学生の割合が右肩上がりに増えた。しかし08年のリーマンショックをきっかけに、私立中学受験ブームは沈静化している。

家庭の経済環境悪化に加え、同年の学習指導要領改訂で「脱ゆとり」が図られたことで「わざわざ私立中学に進学させなくてもいい」と考えた親が少なからずいたようだ。中下位ランクの中学には、受験者数が3~4割減った学校もある。00年代半ば以降は、中学の3年間は授業料がかからない公立中高一貫校の人気も高まっている。