[INTERVIEW]小池百合子 東京都知事

「国はもう変われない 東京が改革を率先する」

都政をめぐる話題がにぎやかだ。その中心にいるのが2016年8月に知事に就任した小池百合子氏である。怒濤の150日と、17年の針路は。

東京都知事 小池百合子
こいけ・ゆりこ / 1952年生まれ。76年カイロ大学卒業。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」キャスターを経て、92年政界に転身。参議院議員1期、衆議院議員8期連続当選。2003年環境相、07年防衛相。16年都知事選に初当選。(撮影:梅谷秀司)

──時の人になりました。

舞台での立ち方が大きく変わった。これまでも国務大臣などの役割を果たしてきたが、大体、人に任命されて舞台に上がってきた。今回は自分で上がった。スタートラインに自分でついた感じだ。

知事は大臣より権限が広い。霞が関にさまざまな提案をし、肉付けして、政策に落とし込む。そのスピード感とダイナミズムを感じている。

──防衛相時代には事務次官と対決した。都議会との関係もそう。意図的に構図を作っているのですか。

それは全然ない。問題点を解消すべきというのは一緒だが、別に戦うことが目的じゃない。(更迭した)当時事務次官の守屋(武昌)さんの件は前もっていろいろ情報があった。知っていながら何もしないのは、任命権者としてはおかしい。今回は自分自身も(自民党の)東京都連の一員ではあったが、都政の意思決定の過程がよくわからなかった。それは都民も同じではないか、ということで提言を重ねている。