スバルの運転支援システムで自動車事故は大幅減

自動運転車の登場で、今後、自動車保険の保険料は間違いなく安くなるだろう。

米ボストン コンサルティング グループと米モルガン・スタンレーが共同で行った調査によれば、世界の保険会社の自動車保険料収入は、2040年までに最大で8割減少するという。筆者は日本の自動車保険の保険料について、10年後、3〜4割は安くなっていると予測する。

今年1月、富士重工業が衝撃的な数値を発表した。自動ブレーキを含む運転支援システム「アイサイト」を搭載した車は、非搭載車に比べ、対歩行者の事故が約5割減、車両同士の追突事故が約8割減(図表1)、その他の車両同士の事故が約6割減と公表したのだ。

[図表1]

自動車保険の保険料は、車種・型式ごとに事故率を反映して決める。事故の少ない車であれば、保険料は安くなる。この原則に従って、アイサイトと同レベルの機能を備えた自動ブレーキ搭載車の保険料がどれだけ安くなるか試算してみよう。

自動ブレーキ搭載車の保険料は8割安に?

自動車保険の保険金は、人身事故と物損事故で支払われる。その支払いが減れば保険料も安くなる。