配当額を毎期増やしている、連続増配の会社。配当は会社が保有するキャッシュの流出を伴うため、毎期増配している会社は、それだけ財務状況が安定しているか、今後の業績に自信を持っていると見ることができる。

表には現金同等物から有利子負債を引いたネットキャッシュを、前期の配当総額で割った比率も掲載している。これは、配当で流出したキャッシュに対して、現時点での手元資金にどれだけ余裕があるのかを示したもの。数値が大きければ、今後業績が悪化したとしても増配を続ける余力があることになる(リース会社は業種特性上、有利子負債が多くなるため、数値がマイナスとなっている)。

長期投資を考える際に、このような連続増配の銘柄から投資先を物色してみるのもいいだろう。

今期に27期連続となる増配予想でほかの銘柄を引き離すのが、トイレタリー国内首位で化粧品でも大手の花王。中国での紙おむつ販売が好調で、足元の業績にも大きな不安はなさそうだ。