異常な低金利状態は2015年も続くことになりそうだ。

14年12月1日、ムーディーズ・インベスターズが日本国債の格付けを引き下げた。価格低下=金利上昇が懸念されたが、結果は、新発5年利付国債利回りの過去最低水準更新など落ち着いたものだった。

10月末の日銀追加緩和により、計算上、日銀が新発国債のすべてを丸のみするという異常な事態に突入。市場機能は極度に低下している。日銀の目標である消費者物価上昇率2%が15年中に達成される可能性は低く、緩和政策は継続され、長期金利も低水準が続く。景気の緩やかな持ち直しがあっても、金利上昇はわずかにとどまるだろう。