ネットやアプリサイトで検索すると、LINEなどの非公式掲示板が出てくる。出会い系や援助交際に誘うものも多い

「10代女性 学校はやく終わってヒマ、誰か話しかけてー♪」「30代男性 週末に東京行きます。金欠な子、助けるよ」 インターネットやグーグルプレイなどのアプリサイトで検索すると、こうした書き込みが載った掲示板がズラリと表示される。LINEと関連したサービスに間違うようなタイトルやロゴを掲げるサービスもある。

「LINEはリアルな関係をつなぐためのコミュニケーションツール」(運営会社NHNジャパンの舛田淳執行役員)と表明しているように、LINEには出会い系機能はいっさいない。しかし、LINEの手の及ばない非公式掲示板が出会い系の温床になっている。

実際に事件も発生している。LINEが悪用されて未成年が買春、暴行などを受けた被害は、2012年1~6月、少なくとも8件起きている(警察庁調べ)。

出会い系に悪用されているのが、LINEのID検索機能だ。自分で設定したIDを相手に検索してもらうと、電話番号や本名を明かさなくても電話やメールのやり取りができる。非公式の掲示板では、自分が使用しているIDを投稿した後にLINE上で連絡し合い、出会い系サイトのように活用されている。連絡を取りたくない相手であれば受信をブロックする機能もあるため、IDを軽はずみに公開するユーザーもいるようだ。