江戸時代は天下泰平が続いたが、武士は戦闘者としての倫理を身に付け、時にそれを実践しなければならなかった。そうした緊張関係を示すのが、佐賀藩士・山本常朝(つねとも)の口話を筆記した『葉隠(はがくれ)』…
第1特集
学び直し日本史
2016年6月18日号
[第一人者が解説]もっと知りたい日本史(3) 『葉隠』と日本人の姿
武士道で重んじられた名誉意識=武士の一分
2016.06.11
江戸時代は天下泰平が続いたが、武士は戦闘者としての倫理を身に付け、時にそれを実践しなければならなかった。そうした緊張関係を示すのが、佐賀藩士・山本常朝(つねとも)の口話を筆記した『葉隠(はがくれ)』…