日本経済史の泰斗、故中村隆英氏は、1931年9月の満州事変は、短期間ではあったが昭和恐慌に苦しむ民衆に希望を与えたと書いている。これで「何か新しいことが起こって、世の中の不景気が変わるのではないかと… この号の目次ページを見る この続きを読む(有料会員ログイン) 有料会員登録はこちら 有料会員(プラス会員)とは 前の記事 次の記事 関連記事 人口から読む無料会員 現在は4度目の人口停滞期 [第一人者が解説]もっと知りたい日本史(6) 日本軍 失敗の本質購読者限定 有能な軍事エリートは幅広い教養に欠けた [第一人者が解説]もっと知りたい日本史(7) 昭和天皇の戦争責任購読者限定 「退位した方が楽になる」自らの戦争責任を自覚 [第一人者が解説]もっと知りたい日本史(4) 貨幣に見る幕末の経済購読者限定 金流出とインフレ 経済無知で苦しんだ幕府 データを読む購読者限定 大きかった先進国との経済格差 [第一人者が解説]もっと知りたい日本史(3) 『葉隠』と日本人の姿購読者限定 武士道で重んじられた名誉意識=武士の一分