首位奪還に勢いづく伊藤忠商事 ニュース最前線／2019年11月23日号

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
大塚 隆史 : 東洋経済 記者 著者フォロー
2021/01/22 5:04
ポストする
ブックマーク
メールで送る
印刷

印刷ページの表示はログインが必要です。

はこちら

拡大
縮小
伊藤忠商事は非資源分野が堅調で、今上期時点で三菱商事の純利益を上回った（撮影：梅谷秀司）

特集「東洋経済ダイジェスト」の他の記事を読む

2019年11月1日に伊藤忠商事が発表した中間決算の純利益は、前年同期比12％増の2891億円。一方の三菱商事は21.6％減の2424億円。折り返し地点ながら、総合商社トップの純利益を稼ぎ出した。当時、岡藤正広会長は「今こそ過信・慢心を戒め原点回帰が必要なとき」と全社員にメッセージを出していた。

総合商社2位の伊藤忠商事の社内が活気づいている。

「今こそ過信・慢心を戒め原点回帰が必要なとき。共にONE ITOCHU となってトップを目指そう」──。業界トップである三菱商事が2019年度中間決算を発表した11月6日、伊藤忠の岡藤正広会長CEO（最高経営責任者）は全社員にそうメッセージを発した。

→次ページ石油不正取引で大損
キーワード
この記事の特集
東洋経済ダイジェスト
東洋経済ダイジェスト
陣頭指揮をとって12年目を迎える岡藤会長CEO。過去のインタビューなどから展望を占う。
伊藤忠商事が業態革新へ異色の新組織
“バフェット銘柄"5大商社の実力値
｢好業績のときほど足元を見直せと自戒｣
｢どこも手探りや これからが勝負｣
｢総合商社は個性で勝負する時代や｣
｢160年で最初で最後､最大のチャンス｣
その他の記事はこちら
関連記事
特集一覧
1億円を目指す 資産運用大全
新着あり
保険の真価
新着あり
プーチンが畏れる女たち
サステイナビリティーの重要テーマ
特集一覧はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論！日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論！日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら
特集インデックス
東洋経済ダイジェスト
社長交代で透ける｢岡藤会長｣の存在感
2010年のトップ就任から12年目へ
｢160年で最初で最後､最大のチャンス｣
岡藤社長インタビュー／2015年2月21日号
｢総合商社は個性で勝負する時代や｣
岡藤社長インタビュー／2016年4月16日号
｢どこも手探りや これからが勝負｣
岡藤社長インタビュー／2016年12月17日号
｢好業績のときほど足元を見直せと自戒｣
岡藤会長インタビュー／2018年11月17日号
首位奪還に勢いづく伊藤忠商事
ニュース最前線／2019年11月23日号
“バフェット銘柄"5大商社の実力値
ニュース最前線／2020年9月6日配信
伊藤忠商事が業態革新へ異色の新組織
5大商社｢次の一手｣／2020年12月5日号
トレンドウォッチAD
週刊東洋経済の最新号
2024年4月27日・5月4日号
この号を読む 定期購読
バックナンバー一覧はこちら
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内
注目のキーワード

今よく読まれているキーワード

生保・損保(195) 生活(1498) 株・投資(1178) 建設(156) 福祉(88) AI(248) 鉄道(245) 流通・小売り(477) キャリア(834) 脱炭素(310) 物流(137) 経済(3337) メディア(297) バイオテクノロジー(12) デジタル化・DX(128)
キーワード一覧はこちら